「好き」を社会に還元していくため客観的な視点を忘れずにいたい。

音楽班

音楽制作部 音楽班 S.Y. 2016年度入社

キョードー北陸を選んだ理由

エンターテインメントを通して地元・新潟に貢献したい。

公務員を目指したのですが、なかなか結果が出せず、将来を考えあぐねていたときに、日本海夕日コンサートにボランティアとして参加しました。その時、ステージはもちろん、お客さんが盛り上がっている姿、感動している姿にグッときたんです。ライブのすごさを目の当たりにして「こういう場所や機会を創り出していきたい」と気持ちが固まりました。エンターテインメントを通して地元に貢献したいと思い、当社に入社しました。

最初の配属は音楽制作部の制作班。ライブの運営や実働を担う部署で、ここでステージをつくるノウハウをイチから身に付けました、今は同じ部の企画に携わる音楽班に異動し、「だれを」「どこで」「どのようなコンセプトで」パフォーマンスしてもらうかを考え、出演交渉・地域と会場選定・チケット販売・広報宣伝・現場の立ち会い、そして、最終的な収支までをすべて担当しています。制作班と連携して仕事に当たることが多いです。

印象に残っている仕事

マーケティングや客観性とのバランスが大事「好き」だけでは突っ走れない世界だ。

企画に際して、SNSやサブスクランキングなどのデータはこまめにチェックし、参考にしますが、最終的な決め手は「自分で見たい」という気持ち。ただ、ステージとして成功するかどうかは、その気持ちが世間の感覚とあっているかを見極める、つまり客観的な判断が必要なんですが、このバランスが難しい。また、地域特性とライブとの相性も大切なので、ここも考えなければならない。「好き」は大事だけど、それだけでは突っ走れない世界です。

2021年夏に長野と石川で開催した「MIRRORBALL PARADE」は、Vaundy、Nulbarich、sumikaの曲を聴いたとき「ミラーボールを回したい!」と思ったのかきっかけ。その感覚を出発点として、「人気のバンドだが、対バンライブはしていないので注目度は高い」「長野と石川は新しいものへの関心が高い」「ミラーボールは若者には新鮮な演出」と考え企画しました。本番を迎え、お客さんが喜ぶ姿を見て、「やってよかった!」「やらせてもらえて幸せだ!」と手ごたえを感じました。

今後の目標

内容でも動員数でも「音楽と髭達」を超える新たなイベントを創り出したい。

2020年秋、コロナ禍の中で、新しいイベントを仕掛けました。私も含めて外食できなくて残念に思う人々と、営業ができない飲食店の応援企画として、「広い公園×朝ごはんなら、密にはならない」と考えて企画した「Farmers and Kitchen in 亀田公園」です。朝ごはんからおやつまでをコンセプトに、地域の美味しいものと特産品を楽しもうというもの。予想を上回る反響で、音楽以外の「好き」をカタチにするという、新しい方向にも挑戦していこうと思います。

もちろん、音楽が私の核であることは変わりません。より多くの人たちに見ていただき、興奮、感動してもらえる場や機会を創っていくのは、入社からの目標です。たとえば、東京から仕事を休んで新幹線で駆けつけたくなるようなライブ。たとえば、ビックスワンとエコスタの2会場で同時開催し、人が行き来して楽しめるようなライブ。内容でも総動員数でも「音楽と髭達」を超えるイベントを創ることが、究極の目標です。

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