ライブを楽しむ人々の笑顔が私をエンタメの世界に導いた。
管理部 チケットプロモーション班 W.T. 2011年度入社
キョードー北陸を選んだ理由
人が楽しむ姿を見るのが好き
そういう環境を作り上げたい。
ライブが好きで、学生時代は毎週のようにライブハウスに出掛けていました。そこでは、自分が楽しむこと以上に、多くの人たちが楽しむ姿を見るのが好き。ステージに立つ人だけでなく、客席の人たちも笑顔で、時に涙している姿を見て、こういう環境をつくり上げる仕事に憧れました。それは、高校時代に野球部のマネージャーを務めていたことに通じることかもしれません。全国のライブハウスを訪ねましたが、新潟では他の地域以上に親しい友人ができ、「ここだ!」と思い、当社を志望しました。
入社後は、管理部チケットプロモーション班に配属されました。チケットの配券、お客様からの問い合わせやチケット予約の電話対応、販売スケジュールのプランニング、チケット発送、イベント当日の窓口受けなどを一貫して担当します。チケットが売り切れ、満席の客席を見た時、そして、その客席が笑顔でいっぱいになっている時にやりがいを感じます。
印象に残っている仕事
1枚のチケットの背後には一人のお客様
その気持ちを預かるというスタンスで仕事をする。
電話対応では、幅広い年代のお客様とお話しするので、わかりやすく、また失礼にならないよう、丁寧に対応することを心がけています。中には、私の名前を覚えてくださる方もいて、イベント終了後にわざわざ「ありがとう」と感謝の電話をくださったことも。チケット自体はモノですが、1枚のチケットの背後には一人の人がいる、その人の気持ちを預かるのだというスタンスで、応対しています。
3万人を集客する自社開催のフェス「音楽と髭達」で、初めてチケット代わりのリストバンドを送る担当になったときは「いかに楽しんでもらおうか」と考え、手紙を添えることにしました。リストバンドの先にあるフェスがより楽しみになるように、文面だけでなく、封筒を開けた時、少しでも早く目に留まるように配置も工夫。お客様の気持ちに応えるのが私の仕事ですから。
今後の目標
イベントを巡る環境は変わっても生活に必要なエンターテインメントを届け続ける。
新型コロナ感染拡大を受けてイベント参加のルールができたり、チケットの電子化が進んだり、今、イベントをめぐる環境が変わってきています。お客様が戸惑ったり、あきらめたりしないようサポートすることも私たち管理部の仕事です。特に、年配のお客様の中にはネット予約に対してハードルが高いと感じる方も少なくありません。丁寧な説明はもちろん、システムを構築するエンジニアに現状を伝え、改善につなげたいと思います。
エンターテインメントは生きていくうえで必要なもの、生活に根付いているものだと私は思っています。東日本大震災の年に就職したのですが、その時、復興にはスーパーとホームセンターがあればいいと言われていましたが、後にエンターテインメントが求められ、人を元気にしていきました。それが原点です。これからも人の役に立てるよう、お客様の気持ちを大切にして、仕事を続けていこうと思います。